ループコイルオプションの役割と制限
簡易ゲート
今回はご質問の多い、ループコイルオプションについてご説明いたします。
【ループコイルとは】
アスファルトやコンクリートで舗装された地面の下に埋設するセンサーで、
車体の金属を検知することで、車両の通行を判断するものとなります。
リモコンゲートで使用できるループコイルは1面のみで、
車両の通行を検知するとゲートを閉める役割となります。
運用としては有線もしくは無線のリモコンでゲートを開け、
車両が通行したら自動で閉める事が可能です。
【ループコイルの制限】
リモコンゲートでのループコイルには2つの制限があります。
①6mゲートバー仕様では利用不可能
ループコイルのサイズが2m×1.2mとなりますので、横幅6mの通路に埋設すると
検知できない範囲が4mも発生してしまいます。
ですので、ループコイルオプションは3mと4mのゲートバー仕様には適応できますが、6mゲートバー仕様では
適応不可とさせていただいております。
②大型車両の通行がある場合は利用不可能
ループコイルの仕組みとして、車体の金属を検知しています。
車高が高かったり、トレーラーなど継ぎ目のある車両の場合、ループコイルの検知が
通行中に途切れてしまう場合があります。
検知が途切れてしまうとその時点でバーが下がり始めますので、通行中の車両を叩いてしまう恐れがあります。
ですので、ループコイルオプションを用いる場合は、通行する車両が乗用車に限られます。
上記のような制限はありますが、自動で閉まる機能があると何かと便利な場合が多いと思います。
導入をご検討の際にループコイルが使えるかどうかでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。