リモコンゲートでご利用可能なオプションとして、自動でゲートを閉める「ループコイル」という物がございます。
今回はループコイルの機能と設置方法、注意点などをお伝えいたします。
ループコイルとは
ループコイルとは車両センサーの一種で、電線をループ状に巻いたものとなります。
このループコイルを地中に埋め、通電することで磁界が発生します。
ループコイル上を車両などの金属が通行する時に生じる磁界の変化を読み取ることによって、車両の通過を検知することができます。
ループコイルの大きな特徴として、金属以外は検知しませんので、 人や動物、風で飛ばされたゴミなどの異物を検知してしまうことがありません。
その為、車両を検知するセンサーとして広く利用されています。
リモコンゲートにおけるループコイルオプション
リモコンゲートには標準で1面のループコイルを接続する端子を備えております。
その端子にループコイルを接続することにより、車両の通過を検知してゲートを閉めることができるようになります。
すなわち、リモコンの信号でゲートを開き、車両の通行を検知してゲートを閉めるといった運用が可能となります。
運用の流れ
ゲートの手前で一旦停止し、無線リモコンのOPENボタンを押します。 | |
ゲートが開きます。 | |
通行します。 |
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ループコイルがON→OFFとなったことにより、車両が通過したと判断してゲートが閉まります。 |
ループコイルの使える条件
リモコンゲートにおけるループコイルオプションは使用できる範囲が限定されております。
使用できる条件としては、
①3mゲートバー、4mゲートバー、4m折れバー仕様のいずれか
②乗用車のみが通行し、大型車両は通行しない
③自転車、バイクなどの2輪車は通行しない
④埋設する路面がアスファルトもしくはコンクリートで舗装されている、もしくは新規で舗装を行う
上記の機器構成、設置条件が満たせる場合はご利用いただけます。
ご利用シーン
駐車場の出入口がすぐに国道などの交通量の多い道路に面しているなど、出庫時にリモコン操作でゲートを閉めるのが難しい場合があります。
その場合はループコイルオプションを利用することでスムーズな出庫が可能になります。
その他ご相談など
ループコイルの仕様、運用などご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。